2025年漫画博覧会『千歳くんはラムネ瓶のなか』著者・裕夢氏、イラストレーターraemz氏 サイン会開催、創作の舞台裏を語る

7月26日、東立出版社は2025年漫画博覧会のAステージにて、ライトノベル『千歳くんはラムネ瓶のなか』の著者・裕夢氏とイラストレーターのraemz氏によるサイン会を開催した。会場では両氏が登壇し、創作に関するエピソードを披露した。

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漫画博覧会のAステージでは、サイン入りセットやイベント限定特典、アクリルサインボードなどが展示され、多くのファンの注目を集めた。

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サイン会に先立ち、裕夢氏とraemz氏がそれぞれ創作のきっかけやエピソードを紹介した。両氏は長期間準備した「大家好,我是裕夢,請多指教」;「大家好,我是raemz」でファンに向けて挨拶し、会場から温かな拍手が送られた。

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裕夢氏は自身の創作のきっかけについて、「もともとはただの読書好きで、自分で物語を創れば結末を真っ先に知ることができると思っていました。しかし実際に執筆を始めてみると、『結末は必ずしも自分が最初からわかるわけではないけれど、最初の読者になれる』という新たな魅力に気づき、それが今日まで書き続ける原動力になっています」と語った。

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YouTubeでも配信活動を行っているイラストレーターのraemz氏は、『千歳くんはラムネ瓶のなか』が自身にとって初めて担当したライトノベル作品であることに触れ、「最初は務まるか不安でしたが、このような貴重な機会をいただけて本当に嬉しいです」と喜びを表した。

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また、「好きなキャラクターや印象深いシーン」を尋ねられた裕夢氏は、「作者としてはもちろん徹底した『全員推し』」と笑顔を見せつつも、「物語の後半のクライマックスを書くとき、『ここを書きたくて今まで頑張ってきた』と強く感じます」と語った。

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さらに裕夢氏は、自身が常に妥協なく思い描いたものを作品に盛り込むため、単行本が徐々に分厚くなってしまっていることも明かし、ページ数やストーリーのテンポを考慮して入れられなかった場面については、外伝や短編集など別の形で読者に届けたいと述べた。

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raemz氏は、「初めは西野明日風の印象が一番強かったのですが、作品に関わるうちにやはり『全員推し』になりました」と話した。また印象的な場面として、クラスの劇『白雪姫と暗雲姫と優柔不断な王子さま』の中で七瀬悠月が演じた暗雲姫と柊夕湖が演じた白雪姫のドレス姿が非常に美しく、特に強く記憶に残っていると振り返った。

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作品のアニメ化に関する質問では、裕夢氏は「私を含めて多くの読者がアニメ化を楽しみにしていると思います。私自身も脚本に参加していますので、ぜひ楽しみに待っていてください」とコメント。一方のraemz氏も、「原作イラストレーターとして、自分が描いたキャラクターがアニメで動く姿を見ることが本当に楽しみです」と期待を寄せた。

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最後に両氏は、「今回海外でのサイン会という貴重な機会をいただき、台湾の皆様の熱意と応援を肌で感じることができました。この経験は私たちにとって非常に大きな宝物となりました」と来場者への感謝の気持ちを伝えた。

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イベント終盤には抽選によるプレゼント企画が行われ、サイン入りアクリルスタンドやTシャツが贈られ、盛況のうちに2025漫画博覧会でのサイン会は幕を閉じた。

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